世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルス。
オーストラリアではここ数日であっという間に感染者が日本を越し、増え続けています。
そんな中、モリソン首相が連日のように次々と対策決定事項を発表し
500人以上の集会の禁止や国内線の乗り継ぎに関する事、州境を封鎖する、4平方メートルの距離をあける…などなど
そして、昨日3月22日に発表されたのが「レストラン等の閉鎖」でした。
突然の宣告
モリソン首相が記者会見をする前日の3月21日(土)。
いつも通り仕事に行くと、入る前にボスから「話がある…」と言われ、
何ともいやぁ〜な空気を感じ取りました。
内容は察しの通り…
・来週からレストランを営業できなくなるかもしれない
・いつまで続くかわからない
・有給なんかを使ってお給料を支払うことも出来るかもしれないがそれもまだわからない
ボスの話では本当に苦渋の決断であり、スタッフ・カスタマー・関係者みんなを守らなければいけないからと。
パース では前週から少しずつ”一定期間お店をクローズします。”というのがちらほら流れてきていて、
マーガレットリバーでも有名なワイナリーが早々と自粛してクローズしていたので
”明日は我が身、自分たちの職場もいつクローズになってもおかしくないね…”という会話は出ていました。
でも、正直こんなに早くに宣告されるとは思っていなかった〜。
お店側の決断も理解できたし、その後にモリソン首相の発表を見て、「あぁ、このことだったんだな。」と
レストラン閉鎖は、直接的に実生活に響いてくるのでこれはかなり深刻な問題となりそうです。。。
突然の宣告に、リストラされた訳ではないのですが、これは実質的にリストラと同じ状況だなーと思うと非常に悲しい気持ちになりました。
みんなの優しさを感じる
レストラン閉鎖の前日、通常通り仕事に入るもやっぱりみんな今後のことが心配な様子。
会話の中で同僚が当然のように私たちの心配をしてくるのです。
「仕事がなくなるけど、お金の方は大丈夫??なくなったらヘルプできるから何かあったらすぐに連絡するんだよ。」
「お金だけじゃなく、何でもいいから困ったことがあればすぐ近くにいるんだから恥ずかしがらずに言っておいで!」
「こんな時だからこそ、お互いに助け合っていこうぜ!」
と声をかけてくれ、その優しさに心がじーんとしました。
言ってくれた本人だって本当は不安だろうし、家族がいればなおの事この先どうしようと頭を抱えているはず。
今回に限らずいつも優しさ溢れるスタッフなのですが、仕事がなくなるという事に対してまだ現実味がなかった私にとっては
そんな言葉から、優しさも感じたし今後数ヶ月仕事がなかった時の不安もよりリアルに感じたのでした。
これからをどう乗り切るか!
さてさて、どうあがこうが仕事はないし他をあたろうにもキッチン以外の仕事はきっと今殺到していて探そうにも見つからなそう。
収入がなくなるのは本当に本当に悲しいし、貯金を切り崩していくことほど不安なことはありません。(ザ・日本人!w)
でもそんなマイナス要素ばっかり考えていても何も状況は変わらないのだから。
幸いなことに体は健康!時間はたっぷりある!
と言うことで、この際日頃できていなかったことややってみたいなぁと思っていたことなんかを書き出して、
思いっきりこの時を楽しむしかない!という結論に至りました。(…なるべく人との接触は最小限にし、お金を使わない楽しみを…w)
まずは1ヶ月の最低限の生活費を割り出して、この先どのくらい自分たちが貯金で生活をしていくことができるのかを検討…
現実を目の当たりにしたところで、やりたいことリストをお互いに作成!
ささいなことでも、普段やろうと思っててもなかなかできていないお家のこと・挑戦したいことなんかは書き出してみると意外とあるものです!
願わくば数週間〜1・2ヶ月で働けるようになってほしい…と思わずにはいられないのですが
健康を維持しつつ、とにかくこの不意に訪れてきたロングホリデーを、数年前に(貯金を切り崩して)旅していた頃のように思いっきり楽しめたらいいなぁと思います。
オーストラリアで飲食店で働いている人たちはかなり多いはず。
(飲食店だけでなく、他職業でも少なからず影響が出ていますよね。。。)
この事態が早く終息することを祈りながら、プラス思考で乗り切っていきましょう!!!
そんな感じで、ブログ再開です^_^
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
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こんにちは!Pacoです。お久しぶりの投稿になってしまいました。