
Open Studio前編に引き続き、今回は後編で別の町のアーティストさんのスタジオへ行ってみました。
前回の記事はこちら↓↓↓
Ian Mutch
ダンズボロー付近にあるウォールペイントアーティストさんのスタジオへ。

周りはごくごく普通の住宅地なのですが、その中の一つのお家を訪ねて行くとそこにスタジオがあります。
可愛らしい看板が出迎えてくれました。
私たちが行くと気さくに話しかけてきてくれるIan氏。

彼のインスピレーションや想像から生まれるキャラクターは本当に一つ一つが可愛いのです!!!


1つの作品の中には細かなキャラクターがたくさん詰まっているので、1枚の絵の中に物語があって絵本を見ている気分になります。
子どもから大人まで年齢問わず愛されるようなキャラクタだなぁというのが個人的な感想。
スタジオの中には彼の作品や実際に壁面に描いている動画が上映されていたり、原画のファイルなどが所狭しと置かれていました。

奥に進むとこちらは大きな作品が展示されており、現在描き途中の絵も置かれています。

細かなキャラクターだけでなく、風景画や人物画なども描いているようです。

どんな風にキャラクターなどが頭に思い浮かぶのか、聞いてみると
日常の一コマだったり、旅行で訪れた場所なんかからキャラクターが浮かび上がってくるそう。
今までは気にも止めていなかったのですが、スーパーなどで売られているコンブチャのパッケージや、マーガレットリバー でも有名なブルワリーのビール缶のデザインをしていたそう!
確かにコンブチャはよく目にしていた!!こういう気づきってかなり嬉しくなります。


こうやって、地元の人同士の得意なことを繋ぎ合わせて一つのものが出来上がっていくって本当に素敵なことですよね。
彼は日本も大好きで、以前訪問した際に、新潟妙高のとあるカフェの壁面にもペイントしてきたとのこと。
日本に帰る時は一度訪れてみたいなぁと思いました。
今回のOpen Studio巡りも、最初から自分好みのアトリエへ行くことができて楽しかったです。
Kerry Sibly
Cowaramupにスタジオを構えるケリー氏は、迫力のあるドアップの牛の絵がとても有名です。

以前Cowaramupを散歩しながら色々と店を見て歩いていた時に、雑貨屋さんのギャラリーで見た牛の絵がかなりインパクトがあって、頭に残っていたのですが、ケリー氏がその生みの親だったようです。
スタジオというよりも大きなお家のガレージをスタジオとして使っているような感じ。

フロントヤードに置かれていたのは、銅などを溶接してでできたオブジェ?!


中庭がまた素敵なんです!

スタジオ訪問というより、お家訪問に近いですねw
ガレージではケリー氏が実際に絵を描いているところを見ることができました。

気さくでフレンドリーに話してくれるので、知り合いの家に遊びに行くような感覚で訪ねることができます。
今回は他の方と話に花が咲いていたので、絵について色々と話を聞くことができなかったのが残念でした。
また今度訪ねたいアーティストさんです!
Britta Sorensen
最後に行ったのは、ハギレなどを使って作品作りをしているBritta Sorensen氏のアトリエ。

こちらは入場料$4。
せっかくなので入ってみるとメディテーションのような音楽と音声が流されていました。
他のお客さんはおらず、私たちだけだったのですが、静けさの中で音声と音楽が流れているので、話はもちろんのことその場にいること自体、緊張してしまいリラックスして見ることができませんでしたw

その日によってテーマカラーが違うらしく、今日はイエローだったようです。
部屋の中はバナナやレモン、パプリカなどの黄色い食べ物やハギレがたくさん置かれていました。

実際に行った時も作品に手が加えられており、イベント期間中にも作品は変化していくし、時折テーマカラーが変わったりもするみたいでした。
世界観が強くて、圧倒されまくりでいてもたってもいられず、そそくさと出てきてしまいましたw
本当は↓の写真のような大きな作品が見れると期待して行ったので、ちょっと残念な気持ちもありましたが、活動はとても興味深かったです。
ここは、一つの敷地内に4人のアーティストさんがそれぞれに展示しているところだったので、他3人のアーティストさんのアトリエものぞいてみました。
全体の雰囲気はこんな感じでした。

写真と絵を織り交ぜた作品の展示。

海や砂浜などの水際の風景の絵画。

人物画の展示。
行って見ての感想
前回行ったスタジオは町から少し離れた森の中や、海の近くだったのですが、今回行ったアーティストさんは、意外にも住宅地の中にスタジオを構えて活動していました。また、近所の知り合いに会うかのような気さくさで話してくれるので、とても親近感があり楽しかったです。
Ian氏がビールの缶やコンブチャのパッケージデザインをしていたという事を知ったのが、1番ビックリしましたが、かわいいキャラクターで本当に小さい子どもから大人まで年齢問わず愛されている気がします。
今年のOpen Studioで行けたのは6ヶ所だけでしたが、とてもいいアーティストさんを訪ねることができました。
きっともっともっと素敵なアーティストさんがいて、私の知らない世界があって、感性をくすぐらせる人や物に出逢えるかもしれない!
そう考えると、また来年同じイベントがあればぜひ行きたいなと思いました。

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こんにちは!Pacoです。Open Studioで別日に他のアーティストさんの所へ行ってみたよ!