海外にいても美味しいご飯が食べたい!
永住している日本人の方の中には、日本の炊飯器を買いさらに変圧器を使って、海外にいながら日本スタイルでご飯を炊いている人たちもいます。
私たちも「いつかは炊飯器が欲しいね〜。」なんて会話を少し前まではしていたのですが、最近では炊飯器が欲しいという考えはなくなりました。
それは、ダッチオーブンを使い始めたからです。
私たちが海外でどのようにご飯を炊いてきたかとともにダッチオーブンの魅力をご紹介します。
炊飯器から鍋に
日本にいた時は、もちろん炊飯器を使っていました。
むしろ炊飯器以外でご飯を炊くという発想はありませんでした。
(キャンプの時は飯盒のイメージはありましたが。)
オーストラリアに来てシェアハウス生活を始めた頃は、炊飯器はあってもこちらで主流の炊飯器は、日本のとは違ってとってもシンプル。
引用:https://www.kmart.com.au
クックと保温のスイッチのみ。20分くらいで炊き上がります。
このタイプの炊飯器でも簡単に炊けて便利なのですが、古くなってくると底にこびりついたり、そのまま保温しているとカピカピご飯になってしまいます。
でもオージーシェアハウスは炊飯器がないことの方が多いのです。
私たち白米大好き夫婦は、海外にいてもご飯は絶対に食べたかったので、そんな時は鍋を使ってご飯を炊いていました。
引用:https://www.sirogohan.com
海外で食べるご飯は特別に感じるのか?!初めて鍋で炊いたご飯は美味しく感じました。
しかし私たちが購入したのは安い鍋なので、すぐに底がこびりついてくるのです。
初めのうちは頑張って取れるだけとっていたのですが、しばらくすると鍋底に米がこびりついて取れなくなり、もったいないくらいになってしまいました。
さらに沸騰時に吹き上がった泡がフタを通り越して噴きこぼれてしまうことも多く、コンロ周りがいつも汚れてしまい、調理後の掃除も面倒な思いをしていました。
※質の良い鍋であれば、美味しくご飯は炊けますし、そこにこびりつくこともないと思います。
新しい鍋を買った方がいいのかなぁ…と悩んでいた時に、スーパーで見つけたのがコンテナ型のライスクッカーでした。
鍋から電子レンジに
引用:https://www.indiamart.com
「Decor/Ricecooker」
タッパーのようなこの容器、実はご飯を炊く容器です。
蓋をとって電子レンジで約17分加熱し、その後蓋をつけて蒸らすとご飯ができるというもの。
余ったご飯はそのまま保存もできて便利です。
鍋のように底にこびりつくことはなくなりましたが、電子レンジのワット数によってこの容器も吹きこぼれてくるので、レンジの受け皿を毎度ふかなくてはいけませんでした。
電子レンジからダッチオーブンに
ということで、どうにかならないかなぁと考えていた時に出会った「ダッチオーブン」
ダッチオーブンはキャンプで使うものというイメージで、アウトドア用にいつか欲しいなと思っていたのですが、まさかこんな形で私たちの手元にやってくるとは思ってもいませんでした。
どのようにダッチオーブンを手に入れたかはこちら。
ダッチオーブンを手に入れたので、早速ご飯を炊いてみることに。
ダッチオーブンの魅力
- 蓋が重たいので、ふきこぼれの心配がないのがいいところ。
- なにより私たちが手に入れたダッチオーブンはIHにも対応していたという事が1番の驚きです!
- 底にこびりつくことが減り、鍋のお手入れもIH周辺のお掃除も楽になりました。
ご飯の炊き上がりの違い
日本の炊飯器でご飯をたくと、早炊きで約30分・通常45分くらいかかると思いますが、お鍋やダッチオーブンを使うと、ご飯って意外と早く炊けるんです!
お米を美味しく炊くには、火にかける前にしっかりと浸水させます。私はいつも約30分〜45分お米に水を吸水させています。
沸騰してから3分→中火で3分→弱火で7分(水に浸してたときは6分)
蒸らしは必要ですが、だいたい13分で炊き上がります。(蒸らし・浸水時間は除く)
写真では伝わりづらいのですが…
炊いたご飯はべちゃっとせず、一粒一粒がしっかりしていてふっくらです。
鍋で炊いたときよりもふっくらしているのは、きっとダッチオーブンが圧力鍋のような効果をもたらしているのではないかと思います。
言い過ぎかもしれませんが、炊飯器で炊くご飯よりもダッチオーブンで炊いたご飯の方が断然美味しいと私は思っています。
私はこのダッチオーブンでの炊飯がすっかり気に入ってしまい、その日以来家庭でのダッチオーブン使用率がぐんとあがりました。
炊飯器のように時間予約をして炊飯することはできませんが、ダッチオーブンでも美味しく炊けて、他にも色々な使い方ができるのを考えると、私たちは今後炊飯器を買うことはなさそうですw
オーストラリアのお米
オーストラリアではどんなお米が手に入るのかも紹介します。
私たちがワーホリの時によく食べていたお米はこちら。
「SunRice」から出ているミディアムグレイン。
比較的日本のお米に近くて日本人にはとても食べやすいです。
そして最近よく食べているお米がこちら。
同じSunRiceから出ているコシヒカリ。
このお米は日本からの輸入ではなく、オーストラリアで育てられたこしひかりです。
やっぱりミディアムライスと比べると、それはもう美味しさが違います。
他にも日本食材店では、日本のお米が種類豊富に売られています。
キャンプで使うだけでなく、家庭でも色々な場面で使えるので、ダッチオーブンをお持ちの方はぜひ一度ご飯を炊いてみてほしい。。。炊飯器とは一味違ったご飯を堪能できるはずです!!
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