世界一周旅行での心配な事と言えば、お金や仕事、住む場所などから、テロや強盗、スリなどのその地域での治安の問題。それと病気やケガ。
そのなかでアフリカの旅で心配だった事は、治安と病気。
治安の問題は人為的なものが多いので、危なそうな所には近づかないなど自分達で予防できるところが多い。
病気で心配だったのは「マラリア」
マラリアと聞いても日本ではあまり馴染みがなく。なんとなく怖いというイメージだけがあるが、
旅の最中にカンボジアで出会った旅人夫婦に聞いた話がる。
その夫婦が実際にアフリカの旅をしている最中に知り合った別の夫婦がアフリカの旅を終え、
南米に入ってすぐに、体調不良に見舞われ、高山病と思い、また保険にも入っていなかったため、病院にも行かずに宿で休養していたが、良くならずに初めに奥さんが亡くなり、次に旦那さんも後を追うように亡くなってしまったという。
後になってアフリカの旅をしている最中にマラリアに感染し、そのまま治療せずに過ごしてしまったために起きたことだったという。
この話を聞き、より身近な問題としてしっかりと対策をしていなければ、
命の危険が伴う感染症であると改めて認識した。
マラリアの予防薬と副作用
マラリアの予防として最もメジャーなのが予防薬を服用する。
引用:pillpharm.co.ke
いくつか種類があり日本でも処方してもらえるのが、マラロン、メフロキン(Mephaquin)、ドキシサイクリンといったようなもの。渡航の数週間前から飲み続けるという。
ただし服用した際に、鬱、悪夢、幻覚症状、嘔吐などの副作用があると言われている。
私たちは、オーストラリアから再出発したので、日本での処方箋を入手することができず、また副作用があるものを数週間にわたり服用するというのが、身体には良くないのではないかと考え、
予防薬を服用せずに、もしもの時は検査キットと治療薬で病院にいくまでの繋ぎにしようと考えた。
もちろんアフリカでも予防薬は購入できるが上記の理由から購入することはしなかった。
マラリアの検査キットと治療薬を購入
検査キットと治療薬はナイロビの町の薬局(CHEMIST)で購入することができる。
実際に私たちが購入した検査キットと治療薬。
検査キット 「CareStart Malaria Testing Kit」 (200シリング)
検査キットは針と検査薬がセットになったもので、血液を針を使って採取し、検査薬に着けることでマラリアかそうでないかを自分で検査することができる。
引用:travelpharm.com
使い方:
治療薬 「LUMITER」 24錠入り (100シリング)
タブレットタイプで毎食服用するだけ。
普段からのマラリア対策として
上記の検査キットと治療薬は準備はしたが、まず蚊に刺されないようにすること。
私たちが実際に普段からやっていたことは。
- 蚊帳(テント)を用意する。(野外だけでなくゲストハウスのベットの上でも密室にできるためかなりの頻度で使用してました。他のベットバグの対策としても有効)
- 長袖、長ズボンを着用する。
- 虫除けスプレー(友人が持っていた日本製の1プッシュで部屋中の蚊を退治できるスプレーはかなり強力でお勧めです。)
私たちの場合は運良くマラリアの感染がなく無事に渡航ができたが、時期やどれだけ滞在するかにもよって、予防薬なども検討するのも一つの手段だと思います。
また、体調が悪い時は無理をせずに病院に行ってちゃんと検査することが大切だと思う。
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