世界一周の旅に出て、2年目を迎えて

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今日がちょうど旅に出て2年目。

2年前の6月16日に、日本を出発する飛行機に乗って、世界一周の旅が始まった。

あの日、旅立つ飛行機の中で思ったこと、

「これから日本から遠く離れたところに行くんだ・・・」

片道切符しか持っていない私たち、

そんな経験はいままでなかった。

どこか旅行へ行ったとしても、

いつ出発して、いつ戻ってくるかの日程が決まっている往復切符しか持ったことがなかった。

しかし、その日は違って、いつ戻ってくるかわからない片道切符。

本当に日本に戻ってこれるかもわからない。

英語もままならない。。

仕事もない。。

そう思うと、不安でしかたがなかった。

 

2年間海外で生活してみて

 

そんな、気持ちで飛び立ったあの日から、ちょうど2年を迎えて感じたこと。

 

1.世界は、思った以上に広くて、思った以上に近い。

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「広い」というのは、距離的に。

世界を飛び出て思うこと、特にオーストラリアにいると、

どこに行くにも遠い。

どこまでも果てしなく続く地平線や道路。

圧倒的、存在感のある雄大な大地。

満天の星空。

そういう自然を目の当たりにすると、自分がいかにちっぽけな存在なのかを改めて感じる。

「近い」というのは、人と人との距離。

インターネットの発達で、いまや日本の情報はもちろん、

SNSを使えば、友達や家族とのコミュニケーションにはほとんど困らない。

ほぼリアルタイムで会話もできてしまう。

だぶん、感覚的には日本で生活するのとほとんど変わらないかもしれない。

それぐらい、心の距離は近いと感じる。

そして、いざとなれば飛行機であっという間に日本にも帰れてしまう。

 

2.必要なものはそれほど多くない。

 

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バックパックとサブバックには、少しの衣類と、洗面具、カメラとパソコン。

たったそれだけ。

それだけあれば、生活していけるし、それほど不自由ではなかった。

日本にいた時は、

新しいものが発売されれば、欲しくなり。

季節が変わるごとに新しい服が増え、

気がつけば何度かしか着ない服で押入れがいっぱいになり。

一度しか読んでない本で本棚が埋まり。。

身の回りがモノで溢れていた。

いまは、物欲がかなり減った。

本当に必要なものしか欲しいと思わなくなり、

今あるものでも十分満足するようになった。

壊れたり破れたりしたとしても、できるだけ直して使おうと、一つ一つのモノを大切にするようにもなった。

 

3.英語の必要性を感じる。

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日本にいた時は、英語はこれから必要になるから、

と言われ続けてはいたが、実際に生活する上では、ほとんど必要性を感じず、

「英語は必要なのはわかるが、自分には無理だ」

と決めつけて、諦めていた。

しかし、海外に出て、当然、日本語はほとんど通じない。

どこに行っても日本人はいたので、英語が通じなくてもなんとかなってはきたが、

英語が話せることで、ぐっと世界が広がるということ。

そして、発展途上のアジア諸国ですら、英語でのガイドは当たり前。

英語が話せないと仕事ができない。生きていけない。

それぐらい、英語を必須のモノと捉えている。

そんな状況を目の当たりにし、

「日本で仕事をするのに英語は必要ない」

と考えていては、この先の可能性がどんどんと狭まっていくように感じた。

 

4.日本人であるということの誇り

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日本は本当に愛されている国だなと、改めて感じた。

日本人であることで、親切にしてくれ、

日本人であるということで信用してくれ、

日本に行ってみたいと言われ、

日本語で挨拶してくれ、

日本を心配してくれ、

こんなにも、海外から愛されている国はそうそうないように思う。

それは偏に、先人の日本人の誠実さや勤勉さがいまの評価に繋がっているのだろう。

日本にいるより、その感覚は海外で生活するとひしひしと感じることができる。

 

しかし、そんな日本人の評価がいま崩れかかっているという話も聞く、

日本人より、台湾人の方が勤勉だし、韓国人の方が辞めないし、

日本人にはガッツがない。

などと言われ、評価が落ちてきているという話。

是非、ここは日本の誠実さや勤勉さという、大切なものを失わずに、

後世に繋げていきたいと強く願う。

 

5.どこででも生きていけるという変な自信。

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日本にいた頃は、

来月、仕事がなくなったらどうしよう。

家賃も払えないし、生活なんてとても出来ない。

など、考えて不安になっていた。

しかし、海外に出てみて、どこででも生きていけるんじゃないかという変な自信がついた。

物価の安い国へ行けば、一ヶ月、2〜3万円ほどでも生活ができてしまう。

もし20万貯金があれば、1年近くは過ごしていられる(最低限の生活レベルで)

日本の約1ヶ月分の生活費で。

物価の高い国(オーストラリア)では、仕事は選ばなければ、なんとかなる。

人に聞いて回るなり、履歴書を配りまくるなり、

諦めずにトライすれば必ず仕事は見つかる。

そうすれば、なんとか生きてはいける。

 

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まとめ

 

長々となったが、2年間という期間。

長い2年でもあったが、あっという間の2年でもあった。

そして、とても濃厚な2年間であった。

いままで生きてきて培ってきた価値観とはまた違った、新たな価値観をこの2年間、

海外に出て旅をし生活をしてみて、初めて感じた価値観。

この選択をするまで、いろいろな葛藤もあり、不安もあったが、この選択をして後悔はない。

みなさんも、もしチャンスがあれば、是非海外に旅をしていただき、

いろいろな価値観に触れてみていただきたい。

きっと、新しい価値観を得ることができるから。

 


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