エチオピアからケニアへの移動で通過するのが “モヤレ/Moyale”という町。
エチオピア側にもケニア側にも”モヤレ”の町が存在しますが、今回は国境を超えたケニア側からの移動です。
私たちが事前に入手していた情報と実際に行って体験した状況との違いに驚き、これからこのルートを利用する方の為に”モヤレ”から”ナイロビ” 移動の最新情報を書いていきます。
バス会社は”モヤレスター/MOYALE STAR BUS”
モヤレの街にはバス会社がいくつかあるが、その中でも”マシ”と言われているのが
“モヤレスター/MOYALE STAR BUS”
エチオピア側の国境付近で何人もの男が声をかけてくる。
私たちも同様、緑のシャツにいかにも自分でペイントしました!って感じの制服を着た男が、モヤレスターのスタッフだと言ってつきまとってくる。
信用は出来ないので、オフィスに行くと言って断っていたが、本当にモヤレスターの人だった。疑い深くてごめん。
オフィスのおばちゃんに値段や発着時間、朝まではバスにステイさせてもらえるかを確認し、チケットを購入することにした。
意外と小ぢんまりとしたオフィス。
- チケット代:2000シリング
- 13:30集合14:00出発、翌日4:00到着(6:00までバス内で待機させてもらえる)
- 食事休憩(夕食)1回 ※23時ごろ
- トイレ休憩 特になし ※パスポートチエックの際についでに出来るぐらい
(現在は夕方ではなく、14時出発の便が1本しか出ていないとのこと。朝早くに着いても、バスで6時までは待機させてくれる。)
荷物は袋に入れるべし!
一緒に南下しているキモさんの情報で、土埃がひどいから土よけ袋に入れてから預けるという。
その袋に入れてもザックは汚れるとのこと。どんだけ道路が荒いんだ。。。
どんなもんか私たちも試してみることに!
インドの郵便を思い出す白い袋。入れ終わると麻紐で縫いつけてくれる。
そして名前とシートナンバー、どこ行きかをかく。自分たちで書かせてもらえたので、久々にPacoマーク登場です。
さて、どんくらい汚れてくるか楽しみ。
- 袋代:100シリング
意外と時間に正確なモヤレスター
13:30集合、14:00出発
どうせ時間になっても出発しないんだろうなぁと思っていたけれど、出発時間15分前くらいからバタバタガヤガヤすごく忙しない雰囲気。
荷物も早く入れろ!早く中に入れ!と急かされてしまった。
余裕を持って行くことをお勧めします。
ボロボロ、ガタガタの時代は終わった?!舗装されている道路
今回乗るバスは新車のバス!?
バスの中に入ると、ものすごく広くて綺麗なシート!
外観からは想像も出来ないくらい快適そう。
各座席にはコンセント、バス前方には大きなテレビ、何よりシートがものすごく広くて大きい。
椅子の上で体育座りをしても余裕があるくらい!
身動きがスムーズに取れそうで嬉しい。
ブログの情報では、3時間は未舗装のガタガタ道が続くとのことで身構えていたものの、ほとんどガタガタしない。
飛び跳ねを覚悟してしたのに、出発後舗装された綺麗な道が続いていて…
正直快適すぎて拍子抜けしてしまった(°_°)
どうやら道路はもう出来上がっているらしい。
バスも快適、道路も快適。言うことなし!!!15.6時間の長旅、少しホッとしている。
とにかく多いセキュリティーチェク
14:05:パスポートチェック&新たな乗客乗車
15:10:パスポートチェック
16:00 :パスポートチェック
16:30:パスポートチェック
17:45:トイレ休憩という名の現地人IDチェック
18:40:抜き打ち預け荷物チェック
19:20:バスチケットの確認
19:50:パスポートチェック
20:10:パスポートチェック
21:30:パスポートチェック( 全員外に出て、簡単なインタビューと荷物チェック)
このタイムテーブルを見てわかる通り、本当にセキュリティーが厳重で、寝ようと思っても1時間に1回ペースでセキュリティが入るため、その度に起こされる。
合計7回のパスポートチェック。現地の人はもっと多く、チェックの度に一度外へ出なくてはいけない。
バスチケットの確認も何度かされた。
ソルジャーチェックがあるということは、セキュリティがしっかりしているということと同時に、危険な地域であることを意味する。
ソルジャーが一人一人の顔を何度もチェックしている姿を見ると、自然と身が引き締まる。
夕食休憩後はパスポートチェックもなく、そのままナイロビまで直行できる。
ナイロビの終着地
最終的な到着は、ナイロビのモヤレスターオフィスがある”イーストリー/Eastleigh地区”
そこから、安宿のあるダウンタウンへ向かうにはタクシーを利用した方がいい。
交渉して1200シリング(4人で移動したので一人300シリング)
まとめ
エチオピアからケニアに入り、ナイロビまでの陸路ルートは、危険だとか、悪路が続くという情報しかなかったけれど、実際に行ってみると、道路は新しく舗装されているため、移動自体は快適な移動だった。
※荷物の袋入れサービスは今後は不要かもしれない。
危険度については、今回は何事もなく無事にたどり着けたが、厳重なパスポートチエックからもわかるように、手放して安全なルートとは言い難いのかもしれない。
これから、このルートを通る方はくれぐれも現地での最新情報を入手し、慎重に動いていただきたい。
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