コンソから国境の町”モヤレ”へ。最も過酷なバスの旅

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エチオピアの次はケニヤへに行く予定。

私たちは陸路での国境越え、まずは国境の町モヤレへと向かう。

モヤレからケニヤのルートを調べてみるとあまり情報がなく、まずビザが国境で取得できるのか怪しく、不安ではあったがとりあえずモヤレまで行ってみることに。

しかしモヤレまで行く経路がまた、気を抜くことが許されない過酷なバス旅だった。

Contents

コンソからモヤレへ、バスは席取りが必須!?

 

少数民族の村巡りを終えて、モヤレ行きのバスが出ているコンソで降ろして貰う。

アスマモさんが、この宿に泊まると明日の朝4時にバスが来ると言う。

宿にバスが来る??

なんで?と思いつつ、

なんでも今はバスは定期便が動いておらず不定期で運行しているらしい。

とりあえず、宿にチェックインし、バスチケットを購入しようとバスターミナルを探す。

道端の人にバスターミナルがどこか聞くと、何故かバスターミナルではなく、泊まっている宿から出発すると言われる。

やっぱり宿から出発するのか。

なにか腑に落ちないが、とりあえず夕食を取る。

エチオピア最後の夕食は、トマトパスタを注文。

パスタの付け合わせにインジェラとパン!

本当どこまでもインジェラが付いて来る国だな。

これでインジェラも食べ納めかなと、思いつつインジェラを食う。

 

宿に戻るとバスが停まっているではないか!!

え?もう!?

まだ前日の夜なのに待っているなんて(しかも宿の敷地内に)

バスの扉が開いていたので、中を覗くと、座席には紐や布が巻かれている。

どうやらこれは席取りをしている模様。

私たちもそれに習って何とか空いていそうな席を見つけ、手持ちのビニールなどで確保。

(すでに後方の席しか空いておらず、この席取りで次の日に地獄をみることに。。)

バスの中にいた人に聞くと、明日の2時には来て席を確保した方がいいと言われる。

2時って、、

アスマモさんは4時って言ってたのに、、

とりあえず、急いで部屋に戻り、シャワーを浴びてちょっとでも仮眠を取っておこうと寝る。

念のため1時半にバスに向かうと、人気は全くなく宿の門も閉まっている。

宿の軒下に寝ていた人がいて、聞くと4時に出発だと言う。

もぅ、どっちなだ??

一旦、部屋に戻り再び仮眠。

4時少し前に再びバスに行くが、まだ人も集まっていそうにない。

とりあえず時間まで待ってみたが、それでも変化なし。

ホント、何なんだと思いながら、バスの隣で待つ。

 

4:45AM

やっと、バスの扉が開いたと思い、乗り込むとすぐさまバスが出発。

そのままバスはバスターミナルへ向かう

ターミナルに着くと、続々と地元の人が入って来て、あっという間に乗車率120%を越え、5:40に出発。

バス運賃(コンソ – モヤレ):150ブル

 

 

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耐えに耐えた、モヤレまでの道のり

 

コンソからモヤレの中継地点のヤベロまでの道は殆ど舗装されておらず、ひたすら悪路を走る。

特に後ろの席は揺れが激しく、時々椅子から腰が30cm以上跳ね上がる事も!

しかも椅子も高く足が床に届かない!!

膝を前の席の背もたれに押し付け、踏ん張るも揺れのせいで、踏ん張りがきかない。

昨日の睡眠不足で眠いが頑張って耐えるしかない。。

(少し前の席に座ったキッシーときもさまは、それほど揺れはなかったらしい。

やっぱり後ろの席が空いていたのには訳があるんだね。。次は、前の席を確保しないと!)

 

3時間後、ようやく朝食休憩。

ようやくここでひと休憩。

小さな食堂でみんなが食べていた、パンケーキと豆の料理を食べる。

パンケーキがモチモチで、豆の塩気がうまい具合に合っていて結構イケる!

その後、再びバスに乗り込む。

時より入ってくる途中乗車地元の人で、バスの中は200%の乗車率!!

もぅ人の上に人が乗ってる感じだし。(席があるだけ本当良かったと思う)

 

ヤベロからは舗装された道を進むため、かなり快適な走りになる。

隣に座ったメケレ出身の青年からチャット(カート)を進められ食べてみる。

やっぱり何度食べてもマズイ。。

何で、こんなものをみんなパクパク食べるんだろう。

しかも束でくれるし、、

こっそり捨ててしまった。

 

チャット(カート):

エチオピア原産の趣好品。軽い覚醒作用があるとされ、おしゃべりになったり眠気防止になると言われている。新鮮な葉っぱを口の中で噛み続けることで効用が現れる。砂糖などと一緒に噛むと苦味が抑えられる。

 

エチオピアを出国、ケニヤに向けて

 

12:30モヤレ着。

バス停から歩いてエチオピアのイミグレーションに行くが、あいにくお昼休憩。14時には開くらしい。

その日のうちに国境を越えて、ケニヤのナイロビまでのバスに乗りたかったが無理そうだ。

取りえず、イミグレーションが開くまで、お昼を食べにレストランへ

パスタを注文したが、やっぱりインジェラが付いてくる。

この国は、最後までインジェラを楽しませてくれる。

 

14時を過ぎた頃に、イミグレーションに向かい、出国スタンプを押してもらう。

無事に全員出国スタンプをもらって、歩いてケニヤ入へと、

いざ、15ヶ国目。

サファリ王国、ケニヤへ!


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