IELTS One Skill Retake(一科目再試験)を実際に受けてみて

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IELTS
オーストラリアのビザの取得しようとしている多くの日本人にとって、課題の一つである英語テスト…
私も英語は大の苦手で、今後の永住権の申請のために、IELTS全スコア6.0が必須になってくる。

2024年1月にIELTSを受験、残念ながらスピーキングだけ目標スコアに足らず、
ただスピーキング1科目だけだったので、今回One Skill Retakeを利用して再試験をすることにした。

IELTS One Skill Retakeとは

One Skill Retake が2023年からオーストラリア、日本でも2023年末から開始されている。

内容としては一科目だけ、再度挑戦できるという救済処置。

注意点⚠️

  • コンピューター試験のみ可能
  • One Skill Retakeが使えない機関、大学があるので事前に申請するビザ、大学に確認は必須
  • 再試験ができるのは一度だけ
  • 再試験が受けられる期間は最初の試験を受けてから60日以内

 

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実際に受けてみてのメリット

ストレスが大幅に減る

やはり4科目を全て受ける必要がないのは、精神的なストレスが大幅に減る。以前は試験を受けるたびに4科目全て受験する必要があったため、1科目でもスコアが足りない場合、全て受験しなければならず、次の試験の時には別のスコアが足りない…そして再び試験を受ける…という沼に陥るという例を聞いており、
1科目再受験のおかげで、一度だけだが、そのリスクを避けて目標スコアを目指すことができるのは、大変ありがたい。

1科目だけに集中して勉強できる

4科目全てを受験する場合は苦手科目だけでなく、当然、再度全ての科目の対策をしておかなければならず、そのために時間と労力を割かなければ成らないが、1科目だけの場合はその科目だけを集中して対策すればいいので、目標が明確になる。

受験料を節約できる

AUD280ドル(2024.2月)

4科目全ての受験をするよりかは、費用が抑えれれる(1科目だけの受験にしては高すぎる気がするが…)
フルプライスよりは多少は安い。

実際に受けた感想

再試験ができる日程に制限があった

私が申し込んだ、オーストラリア・パースだけなのかもしれないが、再試験まで60日あるので、心なしか余裕を持って、ある程度、対策と練習を重ねて、自信を持って再試験をしようと思い、60日のギリギリでもいいかと思っていたが、1ヶ月ほどして、ふと予約可能な日程を見ると、なんと予約可能な日程が再試験まで1日しか空きがなかった。
コンピューターテストの場合、ほぼ毎日と言っていいほど、試験が行われていたので、私はいつも1週間ほど前に予約をしていたので、今回も直前で予約すればいいだろうと思っていたが、慌てて、その空きの1日の予約を取ることができたが、
いつも通り予約していたら、予約が取れず60日を過ぎていただろう…

もし再試験を予定している人は、安全のために早めに試験日だけでも確定しておいた方がいい。
60日を過ぎればせっかくのチャンスも水の泡なので。

ここで取らなければというプレッシャーがすごい

4科目全てを試験する気持ちに比べれば、圧倒的に気が楽だろうと思っていたが、この1科目を取らなければ、再び4科目を受けることになるのか…と思うと、試験直前のプレッシャーは4科目試験をする以上だったように思う。
さらに試験を受けた後も、出来栄えの個人的な感想はあまりよくなかったので、また4科目受けるのか…という落胆が凄かった。

試験より試験会場に行くまでが大変

現在、One Skill Retakeテストは決められた試験会場でしか受け付けていない。これは私がオーストラリアの田舎に住んで、試験会場までクルマで3時間のところに住んでいるためだが、特に今回私が受けた試験はスピーキングの試験で、試験時間が10分〜15分と短いので、試験時間より試験会場に行くまでの往復6時間以上は結構、体力的に辛い、ガソリン代なども含めるとかなりの出費なので、将来的にはオンラインもしくは近場での試験会場でも受けさせて欲しいと思う。

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結果は…

今回、IELTS One Skill Retakeテストのスピーキングテストのみを受験し、

結果…

無事に目標スコアを全科目達成することができました!!!!

試験の手応えとしては、ほとんど自信が持てず、
試験の結果が来るまでの数日間は、気持ちが落ち込んだり、時にはもしかしたら…という思いが出たり、とにかく何かしらしていないと落ち着かないので仕事に集中したりと、精神的に不安定な期間が数日あり…

結果が来て、目標スコアを達成した瞬間、心のモヤモヤが一気に晴れ、スッキリとしました!!

まとめ

今回、IELTSの新制度、One Skill Retakeを使ってみて、
結果的に無事に目標スコアを達成することができました。

仮に、この制度がなく従来通り、すべての科目を再受験となると、また別の科目のスコアが足りなかったり…を繰り返す可能性もあるため、
この One Skill Retakeのおかげで、一科目に集中して勉強することができ、試験に臨むことができました。

私のように元々、英語があまり得意でなくとも、地道に勉強を積み上げ、
今回のように一科目だけ躓いたりしたとしても、このOne Skill Retakeのお陰で目標を達成することができます!
そういった、「あともう少し!」を手助けしてくれる大変ありがたい制度だと思いますので、

こういった制度を使いながら、今後、IELTSに挑戦する方の成功を祈っています。

日本のIELTS One Skill Retake

ちなみに永住権申請のために、パートナーもIELTSのスコアが必要になるため、
現在、日本に帰国中であるぱこさんもIELTSを日本の東京で受験していました。
彼女も、実は同じ状況で、リーディングだけスコアが足らず、東京でOne Skill Retakeを使い、
再試験に臨み、無事にスコアをクリアすることができました!!(ありがたや)

 

 

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