2016年6月10日(金)は私たちにとって、2回目の結婚記念日。
2014年6月10日に東京杉並区役所に婚姻届を提出した。
2年前は旅出発前のドタバタの中での入籍だったから、正直婚姻届を提出しただけじゃ実感はほとんど湧いてこなかった。
でも一緒に生活するようになってから婚姻届を提出するまでじわじわと感じていたこと、
Kenzoさんとの生活は自分が自然でいられるな
Kenzoさんとこれからも一緒にいれたらいいな
Kenzoさんといつか結婚できればいいな
Kenzoさんとおじいちゃん・おばあちゃんになっても手を取り合っていたいな
いつからか少しずつKenzoさんとの将来の妄想をふくらませていた。
だから、”家族になる”ってことが単純に嬉しかったのを覚えている。
もちろんそれなりに責任がついてくるし、これから先日本に仕事も住む場所もない状態で、旅から帰ってきた後の不安はものすごくある。今も常にね。
旅に出てからはほぼ毎日24時間一緒にいたから
ケンカすることも多かったし、その度に相手への甘えとかわがままが増えちゃったなぁとの反省も多々。
本当は日本での生活以上に相手への思いやりが必要なんだって海外に出て気づいた。
だって2人はバディなんだものね。一緒に乗り越えていかなくちゃと改めて。
そうやって悩ましい日々があったりする中でも、やっぱりKenzoさんと同じ時間を共有できるってことは本当に幸せ。
多分夫婦で長期旅行に行ってる人はみんなそうなんだけど、
日本で普通に共働きをしている夫婦が一緒に過ごせる時間って人生の中でどのくらいあるんだろう?
ってふと考えたことがあった。
そんなときにまさに出会った記事があった。
たとえば30歳で結婚して
80歳まで生きれば
50年一緒に居られる。でも残業で9時に帰ってきて
12時に寝たら1日3時間しかない。休日分、朝の分を考えて
平均して1日5時間とすると
1年で1825時間
定年を60とすると
30年で54750時間。それは900日くらいで、大体、2年半。
そのあと、ずっと一緒に過ごすとしたら
20年一緒にいられる。でも、年齢差だったり
病気だったりで
20年一緒にいられるかだってわからない。つまり
50年のうち
半分しか、一緒に居られない。それに
元気な頃に一緒に過ごせる時間は
少ないかもしれない。50年一緒だし、と、考えるのではなく
この限りある時間を
一緒に入られる時間を大切に!!!
もちろん、時間だけが全てじゃないとも思っている。
でも、私たちが日本で今まで通りの仕事をしていたら、きっとこの記事のような生活を送っていただろうな。
こうやって人生を時間に表してみると、本当に貴重な一瞬一瞬なんだなぁって感じる。
その点では、あくまで記事の例でだけど
私たち、定年60歳までの夫婦の平均時間をすでに到達しようとしているんだなぁ。
30年分をぎゅぎゅぎゅ〜っと今噛み締めているんだなぁ。
しかもその時間をなが〜い新婚旅行で、色んな国を回りながらたくさんの人たちに出会いながら、そして助けられながら!
たくさんたくさん迷惑をかけていることもあるけれど、二人での人生第一歩がこういう形でスタートできてよかったんじゃないかなって思える。
だからkenzoさんはもちろん、今まで私たちの人生の中で出会って関わってくれた人全てに感謝の気持ちと、この記事を読んでくれている方たちへ感謝の気持ちでいっぱいなのです。ありがとうございます!
自分の人生の選択に不安になったり、こうしてた方がよかったかな?とかネガティブな自分がよく出てくるし
色んなことが変化してくるとは思うけど
こういう風に文字にしてみると、やっぱりKenzoさんと一緒に旅に出たこと、結婚できたことは私にとって
自信をもって選ぶべくして選んだ道!!と言えるかな。
まだまだ2年目の生活の基盤がない中での今の気持ち。
でも何十年先も、自信を持ってKenzoさんとの人生を選んでよかったときっと言ってると思う。
こんなことを記事に書くなんてこっ恥ずかしいけれど、結婚2年目は手紙を書かなかったから。忘れないようにね。
当日はと言うと、Kenzoさんが体調をくずしていたので、気合いで予約してたランチだけ食べに。
そして2人でゆっくりのんびり休養。
夜は今働かせてもらっているレストランでお祝いをしてもらい、初めてのケーキカットを体験。
美味しいご飯と手作りのウェディングケーキに、みんなの愛情を感じうるうる・・・
そしてKenzoさんの風邪がうつり今度は私がダウンです。
3年目は健康に気をつけていこうということですね。
忘れられない私たちの人生第2章。
多分、これからが私たちの踏ん張りどころなのかな。
一歩一歩その時の気持ちを大事に歩いていきます。