マイニングの街 ”ポートヘッドランド”で仕事をする。

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パースから、北に約1500km。

車で走ることを、約3日間。

“ポートヘッドランド / Porthed Land”

という街に来た。

日本で北へ行くと言うと、寒いイメージがあるが、オーストラリアは南半球なので、北へ行くと

暑い!

ポートヘッドランドから、さらに北に500kmほど行くと、ブルームという街がある。

ブルームは「月の階段」や「キャメルライド」で有名で、日本人にも有名な街。

しかし、そこには行かずに、ここポートヘッドランドに来た。

なぜかと言うと、

 

ずばり仕事をゲットしたから!

 

しかも、マイニング関係の仕事をゲットできました!

 

Contents

ポートヘッドランドという街

 

ここポートヘッドランドはすごく小さな街。

(海側のポートヘッドランドと陸側のサウスヘッドランドという二つの街のみ)

隣の街まで100kmほど離れている。

それ以外は、赤茶色の土と、砂漠が広がる地帯。

 

買い物ができるショッピングモールも各街に一ヶ所だけ。

それ以外には、学校や図書館や郵便局、交番、病院、体育館など、最低限のものはあるが、あとは住宅だけ。

本当に何もない郊外の街です。

 

しかしここは、マイニングの街として、成り立っている。

海側は、採掘した鉱物や資源を国外へと輸出する港があり、

陸側はマイニングで使用する工作機械のメカニックや溶接工などの工場地帯。

それ以外は、この街に住む人のための飲食店やショップ、インフラ関係などなど、

野菜や酪農のファームジョブは全くと言っていいほど、見かけなかった。

あと、日本人にはほとんど出会わなかった。

その代わりにフランス人がやたら多い。

実際にハウスオーナー、シェアメイトはフランス人でした。

どうやらフラン人コミュニティーの中では、ポートヘッドランドは有名らしい。

 

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どんな仕事?

 

そんな中で、私がゲットした仕事は、

工作機械(ショベルカーやローラーなど)のリース会社での清掃業。

つまり、泥だらけになった機械たちをひたすら洗う仕事。

 

勤務時間は通常は7:00 −17:00 で週5日勤務。

しかし、忙しい時は、6:00 − 18:00で週7日勤務という時もあった。

しかも作業は、屋根もない炎天下の屋外。

で、ひとりきりの作業。

(以前は、2人体制で作業をしてたようだが、ここ最近の不景気で、人員削減してしまったようだ)

 

そんな、過酷な環境下で何故働いたかと言うと。

単純に

「お金が稼ぐため」

さきほどの、通常時間以外の、追加時間は全て時給がアップされる。

時間帯によって異なるが、通常時給の1.5倍、休日だと2倍。

さらに祝日になると2.5倍もの時給になる。

(これはオーストラリアの州で定められている、日本では考えられないシステムだ。)

つまり、もともと時給が日本より高いオーストラリアで、さらに高い時給で支払われる。

しかも、何もない街なので、お金を使うことがほとんどない!

以前、働いていた人は、半年で約500万ほど稼いで来たという話も聞く。

同じ、時間を過ごすなら、過酷な環境でも

今後の旅の旅費のためにと思い、ポートヘッドランドに来た。

 

 

どうやってゲットした?

 

これについては、タイミングと運が良かったのかと。

この仕事の前任者の日本人が、もう直ぐ仕事が終わるという話を人伝に聞き、

コンタクトをとり、その人に紹介してもらって、ゲットすることができた。

このようなケースは、オーストラリアで仕事を見つける上では、よく聞く話であり、

そのため、日頃からいろいろな人とコミュニケーションをとり、仕事を探していることをアピールし、

アンテナを張って、積極的に行動する必要がある。

 

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結局、稼げた?

 

結局、この仕事をゲットして、稼げたかと言うと。達成度で言うと80%ぐらい。

もともと私はVISAの関係で残り3ヶ月程しか働けず、多く稼ぐことは難しいかと思っていたが、

以外にも残業が多い日が続き、予想以上の時給で働くことができた。

しかし、ある時期を境に、ぱったりと仕事が減り、

ある金曜日の午後に、ボスから通達が、

「月曜日からは仕事がない」

とのこと。

そう、リストラです。

オーストラリアでは、アルバイト(カジュアルジョブ)は簡単にリストラに会う。

友人から聞いたことがあったが、まさか自分もかと、驚きと、人生初のリストラに少しナイーブになったり。。

なので、トータルでは、約2ヶ月程しか働くことができなかったので、

私が計画していたようには稼ぐことができませんでした。

 

最後に

 

パースから遠く離れ、一人で稼ぎに行く、

日本で言うところの「単身赴任」をしてみて。

決して、楽な環境ではなかったが、お金を稼ぐだけでなく、

地元の人と一緒に働くことや、仕事の厳しさ、

周りに頼る人がいない中で、一人で全てやらないといけないという

プレッシャーと、それを達成できた時の達成感。

そいった経験は、やはり日本を離れ海外の郊外で働く醍醐味なのではないかと思う。


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