2018年12月からオーストラリアで賃貸住宅に住んでいます。
オーストラリアに来て、賃貸を借りたのは初めてで、なにかと不安なことがありました。
備忘録として今回はインスペクションについて書いていきたいと思います。
インスペクションとは?
インスペクションとは、年に数回、管理会社またはオーナーが定期的に家に点検に来て、
住宅のお手入れが行き届いているのか、メンテナンスをする必要のある箇所があるか、物件のルールを守っているのか…
などについてを調べます。
また、オーナーへの承諾なしに、家を又貸しで(物件を借りた人が)シェアハウスをしていたりすることがあるため、
そういったこともチェックしているようです。
どのくらいの頻度か?
インスペクションはいったいどのくらい来るのでしょうか?!
頻度はオーナー次第
その住宅のオーナーまたは管理会社(代理人)は、年に4回までのインスペクションをできる権利があります。
ただ、そのインスペクションの頻度はオーナーの判断のようで、
年に1回、半年に1回、3ヶ月に1回の場合など、借りる物件によってその頻度は異なるようです。
2週間前の通知
オーナー又は管理会社がインスペクションを行う場合は、2週間くらい前に
事前にインスペクションへ行く旨をテナントに知らせなければなりません。
私たちのところは2週間前と前日に連絡が来ました。
そしてその間に借り手は部屋を綺麗に整える準備をします。
意外と厳しい?!実際に来たインスペクションの様子
ちょっとドキドキするインスペクションですが、点検するのは本当に数分。
その間にどんな点をチェックするのでしょうか?
どこをチェックするのか?
私たちは不動産屋さんを通して家を借りているので、毎回インスペクションには管理会社の人が来ます。
これまで計3回のインスペクションがありましたが、毎度違う人が見に来ています。
そして見る人によって、チェックの厳しさも気をつけて見る箇所も違うような気がします。
一人目は換気扇上に埃がたまっていないか、まるで一昔前の小姑さんのようにサッと指で触ってチェック。
2人目はささーっと見てちょっと世間話して終了。
そして今回のインスペクションでは、初めて評価が後からメールで送られて来ました。
読んでみると、フロントヤード・カーポート・キッチン・ダイニング・トイレ・階段・ベッドルーム1、2・バスルーム・壁
とほとんど家全体をくまなくチェックしているようです!
今回は仕事続きで(言い訳w)力を入れて掃除することができなかった&気づけなかったので、蜘蛛の巣がある!と書かれていました。
もしかするとこれはオーナー宛に送られるはずのメールなのでは?!
…と思ってしまうような内容だったのですが^^;
どこを見られているのかがわかったので、今後のインスペクションの参考になるなと思いました。
実際にしてもらったメンテナンス
インスペクション時に家の中で何か不都合が生じている場合は、オーナー負担でメンテナンスをしてもらえることもあります。
私たちの家の場合は、どうやら引っ越して来た時点で食洗機が壊れていた様子。
キッチンの水道の水漏れを治してもらった時に一緒に見てくれて、発覚したのですが
管理会社がオーナーに連絡し、新しい食洗機を付け替えてくれました。
普段私たちは食洗機を使わないのですが、せっかく治してもらったので
友人が家に遊びに来た時など洗う食器が多い時に使うようになりました。これはありがたいですね。
電球は個人負担
私が借りている住宅は、引っ越して来た時には、電球が暗くて使いづらい状態でした。
しばらく時間が経つと少し明るくなるので、使えないくはないのでそのまま使用していたのですが、
今回のインスペクションでは電球は交換した方がいいと言われてしまいました。
最初の時点で暗かったので、オーナー負担にして欲しいと伝えたのですが、これは自己負担のようです。
電球を変えるのはいいのですが、天井が高すぎて脚立などがない我が家では、交換をするのに一苦労しそうです…。
海外の天井は高いってのは、あるあるですねwご近所さんで脚立を貸してくれる人がいればいいなぁw
日本では引っ越して来た時点で電球がこんな状態のことはなかっので、ちょっと驚きでした。
日本の賃貸との比較
日本にはないインスペクションのシステム。
インスペクションのたびに大掃除をしなければならないのですが、これは個人的にはいいことだなぁと思います。
年に4回もインスペクションが来るのは正直めんどくさ…と思ってしまいますが、
定期的に掃除することによって綺麗な家に住めるのは、自分たちも気持ちがいいし、
貸しているオーナーさんにとっても安心して物件を貸せますよね。
日本ではアパートの賃貸などは、一度借りてしまうとインスペクションなど来たことがありませんでした。
(私が借りたところだけで、インスペに来ることもあるのかな?!)
プライバシーを大事にしていることが多く見受けられるので、そういった習慣がないのかな?とも思うし、
年末の大掃除も日本の習慣としてあるから、きっとオーナーさんも信用しているのではないでしょうか。
逆にインスペクションがないことで、普段の掃除だけではまかなえない場所の老朽化や汚部屋に繋がったり、
ひどい場合はゴミ屋敷になってしまうケースもありますよね。
そう考えると、インスペクションはちょっと億劫に感じる部分もありますが大切なことだなぁと感じました。
ただ…管理会社とは言え、毎回違う人に家の中をくまなく見られるというのは、
自分のプライベートな部分を見られるようでちょっと嫌な気持ちにも同時になります。
(特に土足厳禁なのに、土足で入ってこられるのが一番嫌ですw)
綺麗なお家で、心身ともにリラックス・健康的な空間を目指したいところは変わりませんが、
このシステムは賛否両論ありそうですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
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こんにちは!Pacoです。