中国へ来た目的は、
有名な「棚田」を見る事。
それは雲南省の「元陽」という街に行けば見れるらしい。
その中継地点として、昆明市に立ち寄った。
昆明市は雲南省の中心的な街として位置付けられており、
地図上ではラオスやベトナムと面した、内陸の地域なので、
勝手なイメージとして、日本の地方都市ぐらいだろうと想像していた。
しかし、実際に来てみると・・・
思っていた以上の大都会。
ビルは立ち並び、人も多い。
巨大なマンション群は、
コピーしたかのような同じデザインが建ち並ぶ。
(本当に同じ建物ばかり)
極め付けは地下鉄。
電車はキレイ!
すごいっ!!
こんな大都会は、タイのバンコク以来、
初めてバンコクに降り立った時の、都会さに驚いた時と似ている。
さすが、急成長中の中国。
そんなわけで、少し街中を散策。
中国らしいものを見れないかと思い、街の北部の円通寺と言うお寺まで歩いてみる。
街はすでに巨大になりすぎていて、
行けども行けどもビル群。
途中で発見した、下水工事のおじさん。
車が行き交う中で、堂々と作業中。
ケンタッキーフライドチキンも発見。
「KFC」と書いてあるが、なんて読むんだろう。
そんな大都会の中でも、ふと脇をみると、
昔ながらの様式の建物が並ぶ街並みもある。
約2時間ほどで、目的の円通寺に到着。
円通寺/Entsuji temple
入場料:6元
昆明市の中でも、最も大きく有名な寺院。
院内は八角亭を中心に四方を回廊が渡っている。
左右対称に作られた様は非常に美しい。
やはり、中国に来るとお寺の建築様式がガラッと変わる。
平日という事もあり、観光客は少なめ。
昆明市は、大きくなんでも揃い便利そうだが、
私たちが求める、ディープな中国を感じる事が出来なかった。