ドライブ中に見かける広大な草原にのんびりと過ごしているカンガルーたち。
実は街からほんの少し車を走らせると、野生のカンガルーがたくさん生息している場所があります。
そこにはぽつんぽつんと大きなお家があって。
「こんな大自然の中でカントリーライフを経験してみたいなぁ〜」
通り過ぎるたびにKENZOさんはよく言っていました。
マーガレットリバーで最初に住んだツーリストパークでの暮らしは、それはそれは快適だったのですが、夏場でも朝・夜は羽織るものがないと肌寒いと感じていたので、冬場はきっともっと寒くなるんじゃないか…シャワー・トイレが外の共用のため心配になっていました。
おまけにやっぱりWi-Fiが自由に使いたいという欲が出てきてしまい、引越しを決心しました。
ツーリストパークへの長期滞在についてはこちら。
| マーガレットリバーに引っ越してきてもうすぐ1年が経とうとしています。ちょうど1年前、引っ越しを機に家を借りて2人での新生活をスタートさせようと決意し、物件探しと申請に挑みましたが、見事に惨敗…そしてたどり着いたのがツーリストパークでの生活でした。”ツーリストパーク”と聞くと、キャンプ？テント生活？と屋外での生活を想像してしまいそうですが屋根も壁もちゃんとある家もあったのです！！！ワーホリでオーストラリアに来た時には、住むところ＝シェアハウスかバックパッカー宿というイメージでしたが、便利で安く住める... マーガレットリバーで住んでいた場所:キャラバンパーク - Kenpaco Peaceful life |
今回は簡単にですが、西オーストラリアでのシェアハウスの探し方も含めて紹介していきたいと思います。
部屋探し：FacebookとGumtree
ワーキングホリデーや学生など、長期で滞在する時に必要な寝床。
バッパーに長期で住んでいる人もちらほらいますが、シェアハウスに住んでいる人の方が圧倒的に多い気がします。
私たちもかれこれ4年くらいシェアハウスにお世話になっていました。
シェアハウスの募集はスーパーなどのコミュニティーボードでも掲示されていることもありますが、やはりネットでの情報量の方が多くて探すのがとっても楽。
オーストラリア最大の情報サイト？！
Gumtreeではオーストラリア全域のお仕事情報・売買・シェアハウス情報が見ることができます。
ローカルの人たちも根強く利用しているので、シェアハウス募集の投稿数も多いです。
（※時期やタイミングによって投稿数は変動します。）
英語環境に身を置きたい方にはこちらで探すのがおすすめ。
最近ではFacebookでシェアハウス探しをするのが主流になってきているように思います。
オーストラリアでFacebookを利用すると、”マーケットプレイス”という項目が追加されます。
（日本でもあるのかな？）
フリマアプリのようなもので、自宅で不要になったものを自分で値段設定し写真や説明とともに投稿して買い手を見つけるシステムです。
自分の住んでいるエリアを指定できるので結構すぐに売買が成立します。
このページでシェアハウスやレントハウスの情報も見れるのです。
マーガレットリバーでは活用されていませんが、パースの方ではMixiのコミュニティーもまだまだ活用されているので、日本人オーナーのシェアハウスを探したい場合はMixiを見てみるといいかもしれません。
私は”パース＆西オーストラリアコミュニティー”をよく利用していました！
また、パース通信や日豪プレスなどのサイトでも家情報、売り買い、求人情報を見ることができます。
自分の住みたい条件に合うお家が見つかったら、さっそく連絡をしてみましょう！
お家のインスペクションに行こう
自分が住みたいシェアハウスが見つかったら、まずはオーナーと連絡を取り合いお互いの都合のいい日を決めてインスペクションに行きます。
時々、投稿されている写真と実際の感じが異なっていることもあるし、生活するとなると毎日顔を合わせることになるオーナーがどんな人なのか？相性もあるので、実際に行ってみるのはとても大事。
また、掲示板には書かれていない細かいことを聞くことができます。
私たちもワーホリ時代は、遠方からの引っ越しでインスペクションに行くことができず、メールのみのやりとりでシェアハウスを決めたことがあったのですが、やはり大失敗だった経験があります。。。
下見に行く際に最低限確認したい点は以下のとおり。
・レントに電気代、水道代は含まれているのか（Wi-Fiも含まれているのか、またトイレットペーパー・食器洗剤などの消耗品も含まれているか）
・周辺環境は整っているか（スーパーや徒歩圏内に交通機関が整っているか）
・ハウスルールはあるか
・ハウスメイトはいるか
・ミニマムステイはどのくらいか など。。。
私たちの選んだシェアハウス
私たちが決めたシェアハスは、森の中にあるロッジのようなお家！
お隣さんは車での移動が必要なくらい離れていて人里離れた、まさにカントリーライフを送れる場所です。
木に囲まれた家に住むのに憧れていたKENZOさんは引っ越し当初本当に幸せそうでしたｗ
本当のところ私たちは2人での生活を望んでいたということもあり、今回は初めてのマスタールーム！
（自分の部屋の中にトイレとシャワールームが付いている部屋のことです。）
しかも！部屋から直接テラスにつながっていたので、朝の空気を吸いに出たり星空を眺めに出たり、洗濯物を干すのにとても便利でした。
そして何と言っても、野生のカンガルーが毎日観察できちゃうのです。
私たちは何度カンガルーを見ても飽きず、窓から観察するのが日課となっていましたｗ
ただ、町から比較的近いとはいえ、森の中なので車は必須・歩いて町まで行くには1時間をゆうに超えますｗ
（車では7分くらいなのですがねｗ）
Wi-Fiの快適さは良かったものの、冬は部屋が寒すぎて布団から出られず…引きこもりのように。
そして後から見えてきたオーナーとの相性の悪さで拍車がかかり、やっぱり2人で生活がしたい…と再び思い始め、またまた引っ越しを決意したのでしたｗ
環境はとてもよかったのですが、やっぱり一緒に住む人って大事だなぁと身にしみました。
シェアハウスのメリット・デメリット
シェアハウスに住む上でのメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット
・友達ができる・オーナーから色々な情報がもらえる
長年その土地で暮らしているオーナーだと、その町のことや困った時に相談にのってもらえるし、シェアメイトがいる家であれば一緒にご飯を食べたり出かけたり…友だちができちゃう！
・家具家電などなくても生活がすぐ始められる
賃貸でお家を借りるとなると家電家具など全て自分で揃えなくてはいけませんが、シェアハウスでは生活するのに必要なものはほとんど揃っているので、自分で買い揃える必要はありません。
・Wi-Fiが高速で使い放題
これはシェアハウスによって各々違ってきますが（中にはWi-Fiのないお家も…）、YouTubeや映画を見たり、ダウンロードしたり…容量を気にせず使えるのはとてもありがたいです。引きこもり間違いなしｗ
・家賃の中に水高熱費も含まれているので、支払いが楽
賃貸で家を借りると、家賃の他に電気代・水道代が別に請求されます。それぞれが違うタイミングでくるので、シェアハウスのレントは全てが含まれていて支払いがとても楽です。
・家賃が安く住む
これはカップルで住む場合のことですが、一人だと約＄120〜$180くらいがシェアハウスの相場ですが、カップル部屋（同じ部屋をシェアする場合）は約＄200〜$260が相場となっています。一人で住むよりもちょっとお得に住めちゃいます。
・その他
自然に囲まれて、森の中を散歩したりカントリーライフを楽しめる、カンガルーを毎日見られることが何よりの楽しみでした。
デメリット
・プライベートがあるようでない
シェアハウスによると思いますが、（私たちの場合）オーナーに毎日の予定を聞かれたり、食材を分けて欲しいと毎度言われ返してもらえなかったり…共同生活とはいえ、私たちはプライベートは守りたいなと思っていたので、少しストレスに感じていました。
・共有スペース（キッチンなど）を使うときに気を使う
なるべくキッチンを使う時間帯をずらすようにしていますが、時々使っているとかぶることも。ゆっくりのんびり料理を楽しむのは、ごくたまぁーにといった感じでした。
・その他
カントリーライフを楽しめる一方で、そういった場所は車がないと移動ができず、私たちは車1台をシェアしていたので別行動の時は移動が大変でした。
マーガレットリバーに引っ越してきてすでに2回の引っ越し…この先落ち着いて生活できるのか心配…。
個人によってシェアハウスに求めるものは違うと思いますが、心地よく快適に過ごせる自分の居場所を見つけられるといいですね！
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