ミャンマーに来て、行ってみたいと思っていた場所。
”ウーベイン橋 /U Bein bridge”
この橋は、何と言っても木造の橋としては世界最長の長さの約1.2km
しかもその橋はいまでも人々の生活の中で使われているという。
私がこの橋を訪れたいと思ったきっかけは
”夕焼けとウーベイン橋を撮った写真のうつくしさ”
沈む夕日を背にした、橋のシルエット。
行き交う人々。
今にでも崩れてしまいそうな木造の橋。
その写真を見たとき、どれもがとても魅力的で、是非、一度その場に行ってみたいと思っていた。
ウーベイン橋への行き方
ミャンマーの第二の都市、マンダレーから南に約10kmほど行ったところに、
“タウンタマン湖/Thaung Thaman Lake”という池にその橋は架かっており、”Taung Mingi Pagoda”が橋の入り口に近い。
私たちは、マンダレーで自転車をレンタル( 2000K/2日間:約180円)
道端のレンタル自転車屋さんに交渉。
二人乗りができるような荷台に座布団がついているのを借りた。
道中の道は大通りなので、車の往来はそれなりに多いので自転車で行くなら、お気をつけて。
バイクタクシーなどでも連れて行ってもらえる。
橋の魅力とは
夕焼けの景色を見たくて、その時間に合わせて午後に出発。
自転車で走ること2時間ほどで到着。
橋の周辺がちょっとした観光地になっており、屋台街が軒を連ねていた。
しかし、往来している人々は観光客より、圧倒的に地元の人たちが多いように感じた。
橋はさすがに世界最長というだけあって、歩いて渡ると片道約30分。
往復で約1時間の道のり。
観光客用の小舟も出ているので、帰りは小舟を使って帰るのも一興かと思う。
私たちがついた時には天気も良く、日もまだ高かったので、かなり暑かった。
橋では日差しを遮るものがないので、帽子などは必須だろう。
橋の途中には小さな小屋が何箇所かあるので、そこで休憩したりする事もできる。
橋を渡りきる頃にはちょうど日も落ち始め、
オレンジ色に染まる雲と湖。
そして、橋のシルエットががとてもうつくしい。
その中を、行き交う人々。
忙しそうに歩く人。
のびりと湖を眺めている人。
魚を捕る人。
写真を撮る人。
大人から、子どもまで、いろいろな人の生活を
この橋は支えてきている。
本当にこの橋は、地元の人たちにとってはなくてはならない存在なのだなと、肌で感じることができる。
160年というウーベイン橋の歴史
古都アマラプラの東の郊外にある、タウンタマン湖をまたいで架かる全長1.2kmの橋。この橋は、1849年に王都をインワからアマラプラに移す際に、バガン王の命令により使われない旧王宮のチーク材を使ってつくられた、世界最長の木造の歩道橋。1086本の木製の橋脚がこの橋を支えている。
出典:https://kotobank.jp
実に160年以上の歴史を持っている橋なのです。
実際にその場に立つと、下はチーク材が貼られているだけ。
ところどころに隙間が目立つ。
これが、160年以上のもの間、
何千、何万人という人の行き来を支えていたと思うと驚きです。
(一部コンクリートで補強されているところもありますが)
近年は急激な経済成長をしているミャンマー
この橋が、このままの形でいつまで使われるかはわかりませんが、
もし、マンダレーまで来た際には夕日に染まる光景と人々の生活、歴史を感じることができる、
ウーベイン橋を訪れてみてはいかがですか?
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