今年の年末年始は、日本で過ごします。
今日は12月30日。
ということで、家族総出で、朝から餅つきをします。
父の育てた”もち米”
我が家では、市販のもち米は使わず、
父親がその年育て、収穫したもち米を使います。
そのもち米を、一晩水につけ。
たっぷりと水を含んだもち米を、釜火でじっくりと蒸す。
早朝、5時。
あたりはまだ真っ暗の中、外で火の番。
火は強すぎず、弱すぎず。
セイロから湯気が立ち込め、
もち米が柔らかくなったら準備完了。
昔は、臼と杵でもちをついていたと聞くが、
今は電動式の餅つき機で作っている。
そのため、あっという間にもち米がお餅になっていく。
そして、最後に、
出来上がったお餅を、手早く小さく分け、手で捏ねて形を作っていく。
私の故郷、石川では
正月の鏡餅は「紅白」のお餅を使う。
そのため、お餅に食紅を入れて、ピンクのお餅を作る。
子供の頃から慣れ親しんでいたので、
それが石川地方だけの地方文化だと知ったのは、だいぶ大人になってから。
出来上がったお餅は、
とろっと伸びるが、弾力がある。
そして、いくらでも食べれてしまう魅力がある。
この日は、大根おろし、きな粉砂糖、おはぎにして食べた。
どれも本当に美味しく
お餅だけで、お腹いっぱいになってしまうほど。
久しぶりにした家族と餅つき
今回、久々に家族と餅つきをした。
その前やったのは一体何年前だっただろう。
大学から家を離れ、そのまま上京。
そして今は会社も辞め、PACOとふたりで世界を旅して回っている。
今回、PACOの希望もあって正月を石川の実家で過ごした。
久しぶりの餅つき。
昔は、なんでこんな古臭いこと。と思っていたが、
大人になって、社会を見てくると、
この古臭いことが、どれだけ素晴らしいことだったかを改めて感じた。
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