バリ島のウブドに来て2日目。
周辺をお散歩していると、家の前や道路脇や屋根の上でも、何やら大きな竹を横にして
男性たちが黙々と作業をしているのを目にします。
バリ島ではバリヒンドゥと呼ばれる独自の宗教を信仰しています。
そして、その宗教行事として「ガルンガン」と呼ばれる祭礼日があり、17日に行われるそうです。
(ガルンガンはウク暦の頂点にあたる日・210日ごとに行われるようなので、毎年日にちは変わります)
世の中の善が悪に勝利したことを記念した祝日と言われていて、それぞれのお家にある家寺や村の寺院に
自然界の神々や自然霊・祖先霊が降り立ち、お供えをして祈りを捧げるのです。
日本で言うお盆のようですね。
ちなみに、ガルンガンの日から10日後に、神々や先祖霊は天上界に還ると言われ、この日も祭日になるんですって。
この行事の前後はみんな田舎に帰り、家族や大切な友人と一緒に過ごすんだとか。
男性たちが作業していたのは、「ペンジョール」という竹飾り。
神々や祖先霊はこれを目印に地上界へ降り立つと言われていて、前日にはこれを家の前に立てて飾り付けます。
かなり大きいこの竹飾りは、龍に模しているともアグン山(バリ島最高峰の山)に模してるとも言われるみたいだけれど・・・
私は七夕の飾りに見えて仕方がないw
これ全部手作り!!!!
中には1ヶ月以上も前から準備を始め、お店の片隅でお仕事中も休憩中も作業を進めている人も。
家庭によって、色や飾り付けが違って歩き回っているといろんなペンジョール(作業途中だけど)が見れて面白いです。なんだか文化祭みたいw
これでもまだ未完成。
どんなペンジョールができて、ガルンガン前日には街並みががらっと変わるのかなぁ〜と思うとすごく楽しみになってきました♪
準備の段階から見ることができるのはとても貴重だなと思います。
ガルンガンやバリヒンドゥについてもっともっと知りたい!と感じる1日でした。
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