さて、エチオピアの少数民族を巡るツアーも3日目の最終日となった。
本日は、この民族巡りの最後のハイライト「カロ族」へ会いに行く。
カロ族は、写真家のヨシダナギ氏が撮ったカロ族の写真が有名で、とても可愛らしい水玉のペイントや、綺麗な装飾を全身に施していてとても魅力的な民族。
そんな彼らに会えることを楽しみに、いざ出発!
ハマル族にメガネ!?
昨晩の子ヤギを捌いて食べるという経験から一夜明け。
眠い目をこすりながらトイレに立つと、井戸ではハマル族の青年達が水汲みをしていた。
何気なく、見ていると何か違和感を感じる。
何かがおかしいなぁ〜とよく見て見ると、とても民族らしからぬもの。。。
なんとメガネをしているではないか!?
え?目が悪いの??
アフリカの民族はめっちゃ目がいいイメージあるけど、なんで??
それともただのお洒落?
いろいろな疑問が頭の中で飛び交うが、ともあれ、めっちゃ似合っている!!
で、メガネを外しても、メッチャかっこいい!!
引き締まったカラダに、爽やかなルックス。
そして、メガネとのギャップ!!!
昨晩、子ヤギを軽快に捌いていたとは思えない。
ちなみにこちらはハマル族の女性。
こちらも爽やかな笑顔と特徴的なドレッドヘアーがよく似合う。
カロ族へ会いに行こう!
カロ族の村へはトゥルミから約2時間ほどの道のり。
カロ族は3つの集落があり、約4,500人ほどが生活している。
その中でも、私たちが訪れたのはオモ河沿いにある大きめの集落で、先日のムルシ族の家に比べると随分立派な作り。
アスマモさんに村の中を案内してもらうと、カロ族の人々がわらわらと家から出て来た。
ちなみにここカロ族でも写真を撮る時にはチップが必要(一人:5ブル)
そのため、今回も写真を撮って欲しくて「フォトー」「フォトー」と言いながら周りに集まってくる。
うわぁーー来たよーと、思いながら、写真映えがしそうな人を探してみるが、あれ?なんか思ったより普通。
まだ午前中だからなのか、みんなほとんど化粧をしていない。
そこで、リクエストをしてみる。
「ペイントしてくれたら写真撮るよ!」と
そしたら、素直に顔にペイントして、戻ってきた!
本当にやってくれたんだ!と思いパシャり。
カロ族のお母さん。髪の毛がコーヒー豆みたい!!
カロ族の戦士。かっこいい!!!
お花をつけてくれたり。
みんな写真を撮る時は基本的に、証明写真のように真正面を向いて直立不動なので、あまり面白味がない。
そこで、またまたリクエスト!
「ちょっとあっちを向いてみて」と指を差しがならジェスチャー。
そうしたらちゃんと、ポージングまでしてくれた!
メッチャかっこいいじゃないですか!?
オモ河をバックにポージング。
ちなみにカロ族の男性は顔と上半身にペイントをし、女性は顔だけにペイントをする。
この白いペイントは石を細かく砕いてペースト状にしたもの、希望があればペイントもしれくれるらしい。
最後に、全員で集合写真を撮ろうということに。
なんだか、社員旅行みたいな写真になってしまった。。。
時間にして、1時間半ほどだろうか。
お金目的に寄って来てはいたが、前回のムルシ族より幾分かはフレンドリーで、なにより色々と工夫してくれたので、楽しく写真も撮れた。
なにより、念願のカロ族に会えたというだけで大満足!!!
カロ族入村料:1人200ブル
撮影代:1人につき5ブル
余談
カロ族の村からの帰り、巨大な蟻塚に遭遇。10mに届きそうなほどの高さ。蟻塚自体初めて見るのにこの大きさって。。
エチオピアの民族巡りのツアーもこれにて終了。
ホントはまだまだたくさんの民族がいて、それぞれに違った文化を持っているので、それぞれの民族にじっくり時間をかけて周ってみたいのだが、時間も限られているので、今回はここまで。
次の目的地であるケニアに向けて、コンソの村で降ろしてもらう。
ここで、一緒にエチオピアのダナキルツアーから周った、えびちゃんとりゅーじーとはお別れ。
彼らはこれからコーヒーの名産の街「ジンマ」へと向かうらしい。
また、今回のツアーを組んでくれたアスマモさんともここでお別れ。
彼は大手のツアー会社とは違った目線で、私たちの希望に合わせてオリジナルでツアーを組んでくれたり、少数民族の普段の生活などいろいろなことを教えてくれ、結果的にすごく充実した時間を過ごせた。
彼にはこれかも是非、頑張って欲しいと心から願う。
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