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カンボジアでの人々の暮らし

カンボジアと聞いて、何を思い浮かべるだろう?

まずは、

世界遺産、「アンコールワット遺跡郡」

内戦の歴史、「ポルポト政権」

 

それ以外??

正直、私はよく知らなかった。


いま、カンボジアで街に暮らしている人々は、人口の約2〜3割の人々。
それ以外の7〜8割の人々は、各々の村に住んでいる。

そう、普通ならカンボジアに観光に来て訪れて目にするものは、
アンコールワットやプノンペンといった遺跡や、街の景色、
それは、ほんの2〜3割の事実。

 

ほとんどの人々は、未だに
電気や水道も通らない村に住んでいる。

家も高床式の住居。
古い家ではヤシの葉で編んだ、壁や屋根の家。
少し良くなって、木の板で組んだ屋根。。

そして、彼らのトレンドは、
コンクリートで作られた家。

稼いだお金で、家を建てるために働いている。

 

そんな、彼らの主な収入源は、「米」

見渡す限りの米作で、
米を隣国(タイやベトナム)へ輸出して生計を立てている。

 

次の収入源は「出稼ぎ」

米が作れない時期(北部では一毛作)に、

家族ごと、両親だけ、子供(主に長男)が、
隣国のタイや国内の栄えている街へ
出稼ぎにでて収入を得ている。

そうして稼いだお金で、新しい家を少しずつ建てていく。
(日本のような、ローンのシステムがなく、
稼いだお金で、できるところまで建てていく、
なので、柱だけ立っている家も見かける。)

そんな風に、両親や兄弟が出稼ぎに行ってしまうと、
満足な教育を得る事が難しい。

特に、小さい弟や妹がいると、兄弟の面倒を見るために、
多くの子供が小学校に通う事ができていない。

そこで、

「幼稚園」

が必要になってくる。

幼稚園があれば、小さい子供たちは幼稚園に通える。
そして、その兄や姉は、小学校に通う事ができる。

そう。

いま、たくさんの小学校という入れ物は、
いろいろな人たちの手により建てられているが、
通う子供たちが本当に、通えるように。

今回、幼稚園を建設する。

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