ビニール袋全面禁止、エコ先進国ルワンダの入国チェックが厳しすぎる。

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ルワンダではビニール袋が全面的に禁止されている。

アフリカ随一のエコ先進国であるルワンダでは、入国時に徹底的に荷物チェックをしてビニール袋を撲滅している。

今回、そんなルワンダへの入国時の荷物検査と、アフリカでも最も美しいと言われる街並みを紹介します。

Contents

エコ先進国、ルワンダ

近年日本でも、スーパーのレジ袋が有料化されたりとビニール袋の使用率自体は減ってきていると思うが、ここルワンダでは有料化どころではなく、

持ち込み、使用、製造、販売

禁止という徹底ぶり。

2008年に法律が制定され、上記のように使用が厳しく制限された。

ビニール袋の代わりに紙袋や、エコバックを買い物袋として使用している。

さらに2018年には、使い捨てのプラスチック製品、ストローやカップなども規制の対象となり、次の段階の計画ではペットボトルの廃止も検討しているという。

また2017年、隣国のケニアでもビニール袋の使用がルワンダと同じく全面的に禁止となっている。

発展途上国というイメージのあるアフリカだが環境問題に取り組む姿勢は、日本以上の意識の高さを感じる。

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ルワンダへの移動、入国審査が厳しすぎる。

今回、私たちはウガンダのカンパラからルワンダの首都、キガリまでをバスで移動する。

バス会社:ジャガー(Jaguar)
カンパラ ー キガリ:40.000シリング/人
20:00発 – 7:00着

バックパッカーにとっては何かと便利なビニール袋。

汚れものを入れたり、液体物を保管するのにも使えるので何かと重宝していた。

できれば最低限のものは確保したいところ。

しかし、ルワンダの国境の入国時に徹底的に荷物チェックが入るという。

 

というわけで、バックパックの奥の服の中に数点紛れ込ませてみる。

他のいらないビニール袋はダミーとしてバックの上ポケットに忍ばせておくことに。

 

私たちが国境に着いたのが、深夜3時ごろ

ここで入国の手続きと、手荷物検査が始まる。

他のバスの乗客も含め200人ほどの人が検査待ちをしている。

そして一人一人の地物をチエックしていき、ビニール袋などの違法物を没収していく。

さらに乗ってきたバスの中までチェック。(ペットボトルを入れていたビニール袋が没収された)

その間は、バスの外に出されてひたすら待つ。

アフリカと言えど深夜はかなり寒いので、もぅ凍えながら待つこと2時間。

ようやく検査が終了しバスは首都キガリに向けて出発する。

 

入国審査の厳しさもさることながら、寒空の下で2時間以上待つのはなかなか辛いものがある。。

アフリカで最も綺麗な国、ルワンダを歩く

そして、ルワンダの街中は、

さすが、ビニール袋禁止というだけあり街中はキレイ!!!

ビニール袋の禁止だけでなく、月に一度市民によるクリーン活動も行なっているという。

他のアフリカの街と比較すると全く違う。(こちらはエジプト、カイロの郊外)

 

ゴミが落ちているだけでなく、気のせいか車の往来も秩序があり洗練されているように見えるのが不思議だ。

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ビニール袋禁止について

ビニール袋は燃やせばダイオキシンが出て、捨てても自然に分解されることがない物質です。

よく鳥やウミガメなどがビニール袋を餌と間違えて飲み込んでしまってそのまま排出されずに死んでしまうというような悲しい記事をよく目にします。

そういった環境や動物に悪影響のあるビニール袋を全面的に禁止するということは個人的には賛成です。

実際に、ここルワンダではこの法律が制定され10年以上経つが、順調に稼働している。

その姿勢は決して不可能ではないことをルワンダの人々が証明しているのではないでしょうか?

日本もプラスチックの大量製造、大量消費の悪影響を真剣に考え、ビニール袋を使用しない国へと移行して欲しいと切に願う。


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