西オーストラリアのパースで運転免許を取得してみた!!

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オーストラリアでワーキングホリデーをすることになり、KENZOさんと

「これから1年という時間をどう過ごしていくか?」

について話し合っていた時に出てきた中の一つが運転免許の取得。

もともとPacoは日本で免許を持っていなかったので、旅から帰国したら日本で取得しようと思っていた。

ワーホリ中はファームの経験をしてみたい!オーストラリアをラウンドしてみたい!など期待を膨らませていた時期でもあったので、車を運転できる=仕事や楽しみにつながるね!と盛り上がり、調べてみることに。

でも実際ワーホリ中に免許を取得した人のブログ情報は10年以上前のもの!

情報が少なく英語も全くわからない状況のなかでの不安はとてつもなかったけど、英語レベルが低くても免許は取れたので、みなさんの参考になればと思い記しておきます。
※この内容は2016年のものとなっています。

免許取得までの流れ

  • Driving License Center へ行き、仮免試験の予約
  • パソコンでの筆記試験(3択問題)
  • 仮免での路上教習
  • 実技試験
  • 6ヶ月の練習期間
  • ハザードテスト
  • 免許取得(3ヶ月の滞在)
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免許取得までの実際

免許までの流れの詳細です。

仮免試験の予約

まずは住んでいる地域の近くにあるDepartment of Trransport(Driver&Vehicle Service)へ行き、免許を取りたい旨を伝えます。

私の時はWestPerthにあるDriver and Vehicle Servicesへ行きました。

その場で簡単な手続きをすると、その日のうちに仮免試験の予約をすることができます。
(パスポートと住所が記載された手紙、電話番号が必要だったかも)

日本のように免許取る=教習所へ行くという感覚がこちらではなく、仮免までの勉強は自主学習です。
テキストもフリーで置かれているので、持ち帰って勉強します。

私が見た当初はDoTのサイトに練習問題があったので、それを何度が練習したら同じ問題が何個もでましたw

パソコンでの筆記試験

筆記試験といってもパソコンによる3択問題です。予約した日時にライセンスセンターへ行くと試験をうけることができます。

見事合格すると、免許の取得です。ちなみに試験料は当時$18くらいだった気がします。

その場で仮免許の発行手続きを行い、仮免許の写真撮影とテキストを受け取ります。

これでもう仮免ゲット!

 

仮免での路上教習

仮免を取得したその日から早速練習を始めることができます。

もちろん路上で!!

ただし隣には必ず運転アドバイスをくれる運転免許保持者が同乗しなければいけません。

なので車を持っている人は友人知人などにお願いして練習するか、車を持っていない人はDriving Schoolで予約して教えてもらうことになります。

ちなみに私の先生はKENZOさんでした。
時々レストランのオーナーにみてもらったり、試験の前にはドライビングスクールを予約して練習したこともありましたが。
スーパーバイザーとして教えることができるのは、4年以上免許を持っている人でなければいけないようです。

決められた運転時間があり、ログブックに記録してもらいます。(最低50時間)

いきなり路上にでるのはとても怖いです。。。私も半狂乱で練習をしたものでした。あぁ、今思い出しても恐ろしい…。
地元の高校生なんかはスーパーの駐車場で初めての練習を始めるようです。

※運転を教えてくれる先生となる人や自分が土地勘があまりなく運転が初めての場合は、実技試験の前に一度はドライビングスクールで練習することをおすすめします。スクールの先生は実際に試験で通る道やコースを使ってパーキングの仕方など丁寧に教えてくれるからです。

実技試験

決められた練習時間をクリアすると、次は実技試験に進むことができます。

ネットまたは直接ライセンスセンターへ行き実技試験日を予約します。

この予約が結構大変なんです。スクールホリデー中なんかは地元の高校生が集中して免許を取りに来るため、予約が思うようにできないことがあります。(予約が1ヶ月後しかない!なんてことも…)
時間に限りがある方はそこで足止めをくらうことになるので、予約はなるべく早めにした方が良さそうです。

そして実技試験。

試験はもちろん英語で行います。運転することよりも英語を聞き取る方が緊張。

試験官は人によるのか?センターの場所によるのか?意外と厳しかった印象。

英語の苦手な私は緊張で聞き取りがうまくできずに失敗することが多々…車通りの多いシティでの試験には3回も落ちてしまいました。とほほ。

ライセンスセンターの場所を変えて受け直しやっと合格できました。

6ヶ月の練習期間

実技試験に受かった日から6ヶ月間は、経験を増やす期間として次に進むことができません。

この間も運転したらログブックへの記入が必要になります。

ハザードテスト

パソコンによる危険感知のシュミレーション試験です。こちらもネットかライセンスセンターで予約する必要があります。

DoTのサイトに練習問題があるので、そこで練習するとすぐにクリアできると思います。

https://www.transport.wa.gov.au/licensing/step-3-complete-hazard-perception-test.as

サイトの中のHazard Perception Test(HPT)simulator:carをクリックすると練習問題をみることができます。

免許取得

ハザードテストに合格すると、見事運転免許取得です!!

その場で免許証発行手続きと写真撮影を行い、後日免許証は郵送されてきます。

免許証が届くまでは紙の免許証とP(Provisional)プレートがもらえるので、プレートをつければその日から一人で運転することができます。
ちなみに、Pプレートは2種類あって最初の6ヶ月は赤のPプレート、その後1年半は緑のPプレートをつけるので、2年間はPプレートと共に運転することになります。

期間的に道のりはかなり長いですが、目標を達成できた時の喜びはすごかったです。

日本の免許へ書き換えるには

オーストラリアで免許を取得し日本でもその免許を有効にするためには、免許取得後3ヶ月以上オーストラリアに滞在しなくてはいけません。

日本での免許の書き換え(外免切替)についての詳細はこちらをご参照ください。

こうして考えると、ワーキングホリデー1年間で免許を取りたい!!

と考えている方はかなり急ぎ足で進めていかないと取得は難しいかもしれません。セカンドや学生・ビジネスでの滞在を考えている方であれば時間に余裕を持つことができるでしょう。

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時間はかかるが費用は安い?!

日本では短期合宿では最短16日、教習所では1ヶ月〜3ヶ月程度、費用は20〜30万で受験資格を取得できるようですが、後日免許センターでの筆記試験を受けなくてはいけません。

オーストラリアでの私の場合は実技試験の予約が思うようにできなかったり、運転の嫌な時期もあったり、試験に数回落ちたり…色々なことが積み重なって免許取得までに1年2ヶ月ほどかかりました。

実際にかかった費用は$1,050ほど。ストレートで合格できれば、$500かからないで取得できると思います。
(ドライビングスクールに行かなければもう少し安くすむかもしれません。)

まとめ

日本とオーストラリアでは費用、時間ともに両極端のように感じますが、一応日本の教習所経験(本試験受ける前に仮免期間をす過ぎてしまい失効しましたw)もある私は比較してみると費用が安くすんだので、オーストラリアで免許を取得することができてよかったなと感じています。

日本では運転する前の机上学習でじっくり学んで知識を頭に入れてから敷地内で路上教習が始まりますが、西オーストラリア州では基本的な交通ルールさえ理解していればすぐに仮免を取得し運転練習開始。運転技術をとても重視しているように感じました。
英語の苦手な私にとっては、車に関する専門用語を覚えたり教官の会話を聞き取るのが大変で本当に試練でした。練習していた当時は運転するのが嫌すぎてKENZOさんによく八つ当たりもしてましたw
今となっては一人で買い物や遠出もするようになり、私の生活には車がなくてはならない存在となっています。
あの当時は免許さえ取れたら極力運転はしないと心に決めていましたがw慣れるものなのですね。

でも…日本では絶対に運転できる気がしません!!
免許を取って数年経った今でも、日本ではまだ運転したことがないPacoですが、いつか運転する日がくるのかな…。

※私が免許を取得したのは2016年なので、色々と変更されていることがあるかもしれません。また、州によっても免許の取得方法が違う場合もあるので事前に調べることをおすすめします。


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