オーストラリアの新$50札にスペルミス発覚!?その詳細について

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Paco

こんにちは、Pacoです。

1週間ほど前のことになりますが、昨年10月に発行された$50札の中で、一部ミススペルがあったということが発覚し、オーストラリアのメディアを騒がせていました。

$50札はオーストラリアでは最もよく使われる紙幣で、およそ4600万枚がすでに流通しているそうです。

 

 

最新技術を使い、発行された$50札

写真の$50札は、2018年10月に発行された新しいデザインの紙幣。

オーストラリアの紙幣は、プラスチック(ポリマー)でできています。

プラスチック紙幣を採用している国は他にもたくさんありますが、このプラスチック製の紙幣はオーストラリアが発祥で、世界的にも最先端技術を用いて偽造しづらいことで知られています。

しかし、発行からほんの7ヶ月でミススペルが発覚しニュースで騒がれてしまいました。

いったいどの部分のことを言ってるのでしょうか?

 

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Edith Cowanさんの演説抜粋とミススペル

$50札の表に描かれているのは、西オーストラリアで初めての女性議員になったEdhith Cowan氏。

女性の左側には国会が描かれ、その下に実はEdith Cowan氏が1921年に最初の演説をした時の一部がマイクロ文字で書かれているのです。

見えますでしょうか??

私はニュースを見て、初めてこの絵の一部が字で書かれていることを知りました。

演説内容

演説の内容は以下の通りです。

I stand here today in the unique position of being the first woman in an Australian parliament.
It is a great responsibility to be the only woman here, and I want to emphasise the necessity which exists for other women being here.
If men and women can work for the state side by side and represent all the different section of the community.
I cannot doubt that we should do very much better work in the community than was ever done before.

引用:$50札より抜粋

私は今日、オーストラリア議会の初めての女性議員としてここに立っています。
唯一の女性としてここにいることは大きな責任であります。
そして私は他の女性のたちのためにここに存在する必要性を強調したいです。
もし男性と女性が州のために共に働き、コミュニティのすべての違うセクションを代表することができるのなら
私たちが地域社会でこれまで以上に良い仕事をするべきであることを疑いようがありません。

こんな感じの訳になるのでしょうか…?!

ミススペルの場所は?

実際に間違えていた箇所とは、「Responsibility(責任)」という単語で、「Responsibilty」となっています。

この演説抜粋では、同じ文章が3回繰り返し書かれているので、計3箇所の「Responsibility」がミススペルになってしまったようです。

スペルミスの発見はラジオのリスナー

どうやらミススペルが発覚したのは、ラジオ局に寄せられたリスナーからの投稿だったそうです。

ラジオトリプルMの視聴者は匿名で、「新$50札の”Responsibility”の綴りで、「L」の後に来るはずの「i」が抜けている。「Responsibilty」になっている」という内容が送られてきたそうです。

お金の研究でもしている人だったのでしょうか?!w

着眼点がすごいですよね!

ラジオ局のTwitterでもツイートされていました。

引用:Twitter Triple M Melbourne

 

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今後の対応は?

$50札は今後も法的に有効なものとして回収はせず、このまま使用可能とするそう。

次回印刷が行われる際に修正するとのこと。

日本だったら全部回収しそうですよね。

 

まとめ

今回の騒動は、誰もが「まさかミスなんてするわけがないだろう」

と思っていたら、

実際はミスしていた。。

というオーストラリアとしてはちょっと恥ずかしくもあり、

また改めて、常識だと思って見過ごされていることが、実は大きな間違いだった。

と常識を疑うことを意識する必要があることを教えてくれる珍騒動でした。

 

私的には今回このニュースがあったからこそ、Edith Cowan氏という人物がどういう人なのか、お札の中に文字が書かれていることなどを知るきっかけとなったので、新しい発見があってすごくよかったです。

他のお札についても調べてみたいなと新たな興味が湧きました。

手元にオーストラリアの新$50札がある方は、確認してみてはいかがでしょうか。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
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